
丑(和牛の黒) 和牛の黒に差し色が還暦の赤! 人気のこのデザインは何回も染めてもらいました。上部は十二支の漢字を並べ、下部の武田菱の中に「丑」の書体違いの文字を配しています。

丑(和牛の赤) 丑年の還暦の赤!指定色に上がったのですが紺屋さんが染料の混ぜ具合で斑になり気に入らないと言われましたが、斑が深みになってコレで行きたい!と拝み倒して商品化しました。

寅 あざやかな黄色が目を引くこの手ぬぐい。年男・年女だけでなくタイガースファンが気に入って、「仲間たちに」と買っていってくれました。寅の肉球の写真がなくて図書館通いしてチラリと指先が写ってる物を見つけた時は飛び跳ねてしまいました。

卯 兎の赤い目の印象もあって白地に配した雪模様の水色が引き立って好評だった一枚。「鰻」のうの字と重ならないうの字にして!と書家の柴月さんに無理を言って書いてもらいました。うの字が中央に五弁集まって可憐な「卯の花」を咲かせています。

辰 龍が十二支の漢字の玉を持っている図。右端の一列には”天龍川”の玉をもたせてあります。ブルーグリーンの爽やかな地色に白抜きの龍。右一列は濃紺の龍で引き締めてみました。

巳 歌舞伎と蛇!と言えば歌舞伎の演目『娘道成寺』。蛇の絵をいくつか描いてみましたが、漢字と組み合わせるとどうも気に入った構成にならず!思い切って蛇を表す鱗(うろこ)模様に、縁起の良い”ミツウロコ”を配してみました。

馬(午) 縁起物「左馬」を大きくデザイン。スタンダードな馬の文字や馬の蹄(ひづめ)を組み合わせて、遊び心と祝う心をちりばめました。このデザインは何人もの方から年賀状に使わせて欲しいと頼まれました。

羊(未) 今までとガラッとデザインを変えました。青空の羊雲と草原に放牧されたの羊の群れ! その中央に羊たちからの見舞いののし袋。それぞれ「快眠・安眠・高眠」の眠りが入っています。

申 猿のシルエットは飛騨高山の郷土玩具「さるぼぼ」が最初から浮かんでいて、子猿の愛らしく活発な動きを全体に配してあります。「申」の文字はワンポイントで終わらせず、山の蔓を表そうと中央に連なりを作りました。子猿たちが自由に蔓に絡んで遊んでる様子が出ているでしょうか?

酉 「朝だ!日の出だ!こけっこお!」と手拭のタイトルにしましたが、朝の元気を一杯に詰め込んでありますので、朝起きの苦手な方に使って頂きたいと思います。酉年の文字は赤い鶏冠(とさか)をイメージして書き上げてもらいアクセントにしました。

戌 十二支の漢字の中で、一番見慣れない「戌」。身近なのは「犬」ですが、それよりもワンコ! 中央の「一」の文字は、そのワン=oneの音を表しています。そして ワンコの好きな骨の形になるように、2本の筆で書家の紫月さんが仕上げてくれました。歌舞伎の柄をからめてあります。十二支の中で唯一、ワンコの顔に隈取りを入れてみました。

猪(亥) 干支手拭を手掛けて11作目。亥年には大鹿村の自然が育む、身近な動物を猪と共にデザインしてみました。「亥」の文字と赤い火の玉で“猪突猛進”をイメージ。猪・鹿・蝶の花札の絵柄を配し、手拭の上下には萩の葉をあしらっています。意匠に凝りつつも、どこかひなびた雰囲気は大鹿の自然の影響かしら?