日本手拭は1枚の薄い木綿生地で出来ています。大きさは概ね37cm ×1mで、主に和風な絵柄が染め込まれています。生地の両端は切りっぱなし。でも いくらもほつれたりはしません。手拭の端を切りっぱなしにしてあるのは、 ほっかぶりをした時など、端をくくり易くするためです。また清潔でもあるのです。 それは洗濯して干しても均一に乾くからで、端の部分に雑菌などが貯まりにくい のです。 |
日本手拭の良さは、長年使ってもその良さが失われないことです。 密な木綿生地は表面がほんの少し毛羽立ち、ふんわりと肌触りが更に 良くなってきます。 色合いも落ちつき、しっとりした感じになってきます。 (ウォッシュドジーンズのようなイメージです) |
手拭の使いかたとしては、基本は手を拭いたり、汗を拭ったりです。 また首に巻いておけば、夏は汗を取り、 冬は首もとがすごくあったかで、おしゃれです。 また古来、日除けのほっかぶりや和服の 襟カバーなどに利用されてきました。 |
1)手拭の真中からかぶって、両端を耳の下でくるくる巻きます。 |
日本手拭は何と言っても純和風です。日本人の気質にはぴったり。 色々な用途ですごく実用的です。 |